
蒲生岳の駐車場から登山口へ向かう途中、
JR只見線のこのかわいい会津蒲生駅横の
踏み切りを渡るときに…
あれっ、レールが錆びてる…?
津波の被害を受けた駅も見ていたからか、
敏感に気付いてしまいました。
ちょうど畑仕事のおばあちゃんがいらしたので
挨拶がてら訊いてみると、昨年7月の集中豪雨で只見川が氾濫し
鉄橋が損傷したりで今も不通になっているとのこと。
(会津川口〜大白川駅間)

当時もちろん報道されていたし、このブログでも
ちょっと記事にしました。
しかし1年近く経ってもいまだ不通になっているとは…。
正直、自分の中では風化してしまっていました。

おばあちゃんが言っていたように、川沿いの田畑も
駄目になってしまった様子が上から見るとわかります。
上の看板にあるように小蒲生登山道から下山する予定でしたが…。

昨今はネットやスマホから膨大な情報を得られるけれど、
肝心なことは情けないほど知らないんだよな。
頂上のノートに記したように、福島は震災だけではないんだな。
そんなことを下山後、プラットホームに座って考えていました。
只見の長閑な雰囲気、
おばあちゃんの会津訛り、
湧き水の冷たささえもリアルに感じることが大事。
送られる情報に依存しすぎず、
他人の価値観に左右されず、
うまくバランスを取っていこうとも思いました。

ちょっとだけ

鉄橋で汽車が来てしまうシーンがありましたね…。
福島県只見町: <'12 JUL>