2015年06月06日

活火山とは

蔵王 08 061.jpg

昨今、火山が活発化しているようですが、
警戒レベルが上がっている山は
僕にも馴染みのあるところばかり。

上は山形・蔵王山


那須〜福島 06 012.jpg

福島・吾妻山

一切経山の向こうに見える五色沼。
規制が解除されたらまた見に行きたい。


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群馬・草津白根山


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長野・浅間山

このときは火口近くの前掛山まで
行くことが可能でした。
(時間無くて行きませんでしたが)


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注意:レベル1はこの当時(2014年7月)です。


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こちらは2009年2月、活発化しているときの浅間山。
雪の上に黒い火山灰が積もっているのが確認できます。


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1986年に大噴火のあった伊豆大島・三原山

現在は落ち着いているようですが、
火口近くの何箇所かで水蒸気が上がっていました。


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あちこちに避難シェルターがありました。


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今年4月に訪れた鹿児島・桜島

曇天でその姿は見えませんでしたが
火山灰は下の写真の通り。


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本州最南端の開聞岳から。
晴れていたら口永良部島も見えたんだね。


木曽駒 07 061.jpg

木曽駒ケ岳から見えた御嶽山…。












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2015年04月12日

知覧特攻平和会館

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今回、鹿児島を訪れるにあたって
見ておくべき、知るべきことがありました。

知覧(ちらん)という場所が
太平洋戦争末期、沖縄へ向けた特攻隊の基地だったのです。

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この知覧特攻平和会館では
隊員たちの多くの遺書などが展示されています。

出撃前日、母親や家族にあてた遺書を書く
20歳前後の若き隊員、母親の心中は計り知れません。

ちょうど語り部さんのお話を聞くことができました。
写真にあったまだあどけない笑顔の17歳前後の隊員たちは
出撃前夜でも無邪気、朗らかであったそうです。

そして爆弾を装着した飛行機が
沖縄へ向け知覧を飛び立って、
すぐに眼下に見える開聞岳に敬礼していったそうです。

この前日登った開聞岳にはこんなに
悲しい歴史もあったんですね。


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僕が日本を旅していくなかで
今まで、沖縄、広島、長崎、大規模な空襲のあった新潟・長岡などを
訪れた際、戦争や平和について学びました。

戦争を体験された方々が高齢になってきているという
こともありますが、
今、もう一度、日本人は戦争や平和について学ぶべき時なのでは
と強く感じています。





鹿児島県南九州市:   <'15 APR>
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2014年10月02日

御嶽山について

木曽駒 07 061.jpg


ご存知のように9月27日、御嶽山の噴火により
多くの死傷者が出る大惨事となってしまいました。


このブログを見てもらえればよくわかるように
僕も山登り、山歩きを愛好する者として
とても複雑な思いで心を痛めています。


御嶽山へはまだ登ったことは無いですが、
木曽路を旅したこともあるし、
上の写真にあるように2007年夏、木曽駒ケ岳から
美しい姿がよく見えたのを覚えています。


特に予定もしていた訳では無いけれど、何かのきっかけで
気が向いて、登っていたかもしれません。
あの時、あの場所にいた可能性はゼロでは無いのです。


きっと金曜に代休でも取って、土曜の朝から登り始めるという
パターンは十分有り得るし、あの好天ではちょっと高揚した気分で
このブログ用にたくさん写真を撮っていた頃であろう。
そう考えれば考えるほど他人事には思えないのです。


実際、噴火の一報を聞いた時、土曜のこの時間帯であれば
多くの人が山頂付近にいるだろうということはすぐに想像できました。


山は美しさも見せてくれるけれど、
こうした反面があることも、あらためて痛切に思わされます。







ラベル:御嶽山
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2014年09月27日

鳥海山麓にて

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鳥海山麓にはたくさんの水の恵みがあります。

こちらは一ノ滝
きれいな水でとっても癒されますね。

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そして特筆すべきはこの鳥海山麓には
多くの湧水があるんですね。
豊富な雨や雪が400年以上の年月をかけて
鳥海山の地中でろ過されるそうです。

公園や道端、いたる場所で湧水がありました。

こちらの胴腹滝(どうはらのたき)でも
ものすごい水量で湧き出ていました。

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写真クリックグッド(上向き矢印)バッド(下向き矢印)

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大量のペットボトルを持って
親子連れなど地元のみなさんが
汲みにきていました。羨ましいですね。

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この庄内地方に密着した水の恵みであることは
容易に想像できます。
海があって、山があって、こうして湧水もたくさんあって、
豊かな自然の恵みのある庄内地方、
そして言うまでもなく庄内米ブランドのコメ処。
僕にとっても居心地の良い場所がまたひとつできました。

今回の記事の「想うこと」で何が言いたかったかというと、
いろんな意味を込めて言いますが、
こうした自然の恵みを人間のエゴで絶対汚してはいけないですよね。
我々はこうした自然の恩恵を受けて
生きているのだと改めて考えなければいけない。

そんなことを考えた今回の旅でした…。




山形県遊佐町:   <'14 SEP>
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2014年03月10日

3年経って

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震災から3年を前に塩屋埼灯台がようやく再開し、
灯台内も登れるようになりました。

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あいにくの横なぐりの雨…。

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ここから見える景色は大海原と津波の爪あと。
薄磯地区を見下ろします。

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今年も3.11を前にテレビ等では多くの震災関連の特集があり
いまだ困難な問題が山積していることを再認識させられます。

僕は福島に対して特別な思いを持っていることもあり、
常日頃から福島の情報を得るようにしている。
またこうして頻繁に訪れてもいるので思うことはたくさんある。

最近、ずしりと心に響いたことがあった。

福島では地震や津波による直接死者数を
関連死者(避難途中や避難先で亡くなった方)の数が
上回ってしまったそうだ。

原発の汚染水も重大な問題だけれど、
この数字から様々現実的な問題が読み取れるのではないだろうか。

相変わらず不可解なこの国のエネルギー政策にも
もちろん思うことはたくさんある。
これだけは言いたい。

「震災、原発事故以前の価値観はもう通用しない」

我々も以前の反省を踏まえて意識を変えていくべきだろう。

このブログでも何度も言っているけれど
大震災から何を、原発事故から何を学んだのか。
各々考えていくべきだと思う。


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この色彩豊かな素敵な絵を描いた女の子は
津波で亡くなってしまったそうです。

福島では原発事故の前に、津波で
多くの方が亡くなっていることも忘れてはいけない。

小名浜のある店先に掲げてあった言葉、

「心まで汚染されてたまるか」

そうだ福島は強いんだ。
僕も強く生きていこう。



福島県いわき市:   <'14 MAR>
ラベル:塩屋埼灯台
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2014年01月03日

富岡高サッカー部

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あけましておめでとうございます。
関東では穏やかな正月ですね。



さて、新年早々ではありますがアクアラインを渡って
千葉・市原へ向かいました。

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福島県代表・富岡高校の高校サッカー観戦です。

福島の様々な情報を得るなかで、この富岡高サッカー部を知りました。
同高は第一原発から10km圏内、現在も避難指示解除準備区域。
現在の3年生は2011年の入学になるため、福島市内のサテライト校に通い、
本校舎は入ったこともないといいます。

そんな状況の中、12/31の初戦に勝利、今日は茨城・水戸啓明高との2回戦。
関東の会場であればぜひ応援に行こうじゃないか。

アクアラインの渋滞もあって、後半開始からになってしまいました。
前半は1−1のようです。

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スタンドには大応援団。
裏には応援ツアーのバスが何台もありました。

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部員は飯坂温泉の旅館で寮生活、練習は公共グラウンド、駐車場、空き地などでも。
困難な状況でも負けない姿勢は見習うべきですよね。

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試合はそのまま後半終了。
延長なしのPK戦になるようです。
勝負事とはいえ残酷ですねぇ。

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ベンチでは入学直前に津波で行方不明となった仲間の
ユニフォームが見守ります。
富岡高で全国に行こうと約束していたそうです。

彼らが背負っていたものは我々には計り知れません。


残念ながらPK戦で負けてしまったけれど、
内容では負けていなかったと思うし
しっかり初戦も勝っているんだ。

胸を張って帰ってください。



千葉県市原市:   <'14 JAN>
ラベル:富岡高校
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2013年10月27日

伊豆大島

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台風が去って穏やかな天気になりました。
伊豆大島では捜索再開のニュースがありました。

ちょっと空気が澄んでいれば伊豆大島は
茅ヶ崎からも近くに見えるんですよね。

沖にぼんやりと見えるでしょうか。

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昨今の自然災害は、人間の知恵や想像を軽く上まわって
襲ってくるような気がします。

朝、伊豆大島を横目に
海沿いをランニングしながら
そんなことを考えていました。




伊豆大島 06 008.jpg

伊豆大島へは3回ほど行ったことあるのですが、
相性が悪いのか、いずれも天気が悪く
三原山もまともに見てません。

伊豆大島 06 003.jpg

しかしとりあえず島を一周したので
雰囲気は知っています。

伊豆大島 06 006.jpg

今回に限らず台風も多いだろうし
三原山の噴火もあり、
自然とうまく折り合いをつけて生活しているのだと
強い印象を受けたのを覚えています。



神奈川県茅ヶ崎市: <'13 OCT>
東京都大島町 : <'06 SEP> 
ラベル:伊豆大島
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2013年08月08日

「宿題」は終わらない

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福島県双葉郡広野町。
福島第一原発から20km圏内。

ほとんど人の気配は無く
民家や道路の修復もほとんど進んでいない。

上の写真は右方向から津波が来て横倒しに
なったままのトラクター。
奥に見える大きい黒い袋の物体は、
除染作業が進むたびに増える行き場の無い廃棄物。
ここは仮置き場という名の田んぼの跡。

この写真が皮肉にも福島の現実の一部を
象徴しているのではないだろうか。

消防車も津波跡に放置されていたのが見えた。
これは震災直後ではなく現在のこと。

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この光景が目に焼きついて、
ある夜、思い出して眠れないこともあった。

昨年も野馬追のあと、南相馬で見た光景を
「宿題」というタイトルで素直に感じたことを
ブログに記した。(8/9付)

しかし状況は変わっていない。
「宿題」はまだまだ終わりそうにない。
しかもより複雑になっているようだ。

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この国はいったいどうなっているんだ。

もう一度言おう。
何度でも言おう。

大震災から何を学んだのか。
原発事故から何を学んだのか。
我々日本人は問われているんだ。

いい加減、世界中から笑われるぞ。



福島県双葉郡広野町:   <'13 JUL>
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2013年07月27日

第五福竜丸展示館

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木造のマグロ漁船、第五福竜丸は昭和29年(1954年)3月1日に
太平洋のマーシャル諸島にあるビキニ環礁で
アメリカが行った水爆実験によって被害を受けました。

この概要は以前、本を読んで知っていたのですが、
長崎の原爆資料館を訪れたときに
東京・夢の島に実際の船体があることを知りました。
それならば見ておかないと。

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現在の夢の島公園内に廃船となって放置されていたそうです。
船体がすっぽり収まる建物ですね。

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写真クリックグッド(上向き矢印)

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ガイドさんが説明してくれています。

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近くで見るとやはり大きい船なんですね。

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外にはエンジンが。

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亡くなられた無線長の久保山愛吉さんの碑があります。
「原水爆の被害者はわたしを最後にしてほしい」

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マーシャル諸島の子どもたちから贈られたというフラッグ。

色がカラフルできれいだね。
木の形がさすが南の島リゾート
星もたくさんぴかぴか(新しい)
きれいに見えるんだろうなぁ。



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そして今回初めて知ったこと。
アメリカの水爆実験で被曝したのは
第五福竜丸だけではありません。

ロンゲラップ島では放射性物質にひどく苦しめられ、
島民は1985年、自分たちの判断で
ふるさとの島を脱出しました。
近年、除染や再建工事が進んでいるようですが
帰島については
人びとの気持ちは複雑なようです。


どうしても、
福島の現状と重なりませんか…?



東京都江東区:   <'13 JUL>
ラベル:第五福竜丸
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2013年03月20日

「福島の今を知る」

三春 08 008.jpg

未曾有の大震災から2年が過ぎましたが、
福島では難しく厄介な問題が横たわっていて
復興の妨げとなっています。

我々の意識は時間の経過とともに薄れていってしまいがちですが、
これからも考えていかなければならないこと。

福島でいま何が問題となっていて、
新たにどんな問題が起こっているのか。

以前から言ってますが
日本全体で考えるべきこと。
それにそんなに遠くで起きていることではないんですよ。
日本全国に避難されている方々もいることを
忘れてはいけませんね。

そして茅ヶ崎では
福島在住の方のお話を聞ける機会があります。

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写真クリックグッド(上向き矢印)

三春町在住の武藤類子さんによる講演。

・2013年4月10日(水) 18:30~20:30

 茅ヶ崎市勤労市民会館6階   : 茅ヶ崎市新栄町13-32

 参加費:1000円

 連絡先:toshoko2002@yahoo.co.jp  


今回僕の友人の主催ということもあり
この場で告知させていただきました。

写真(上)はもちろん三春滝桜。
今年は開花が早いかなー?





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2012年12月30日

2012年の旅

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2012年ももう終わりですね。
今年の旅を振り返ってみました。

いつものように河津桜から始まる桜めぐり、GWの神島
また長岡では空襲、広島では原爆について学びました。
奥会津・只見地方の豪雨災害も知りました。

山登りでは会津駒ケ岳苗場山など絶景を堪能できました。

そして山古志の闘牛・牛の角突き相馬の野馬追
しっかりと見ることができました。
どちらも本編の迫力も然ることながら、
震災からの復興へ向けての力強さ、代々受け継がれている重さも
感じ取れたような気がします。

上下の写真は特に印象に残っている光景。

上は山古志で競技終了後、おじいちゃんと孫が家族のような牛と
一緒に帰るところ。
下は野馬追の競技終了後、親子と思われる父娘が帰るところです。

震災があっても挫けない強さ、
伝統を繋いでいく重さを見る思いでした。

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福島や宮城も継続的に訪れるなかで、
なかなか復興が進まない現状にいろいろと考えることも多いです。
昨年まではなかなか写真を撮る心境にはなれなかったのですが、
今年からはしっかりと現実を直視するべく、このブログでも
発信することにしました。
もちろん今後も続けていくつもりです。

今年は例年より学ぶことが多かったかも。
人として学ぶべきことはいくらでもあるよね。

来年もいろんな出会いを大切にしながら
精力的に出掛けていこうと思います。

まだまだ旅は続くぜぃ!



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2012年12月10日

ありがとう+ありがとう

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旅の楽しみといえばもちろん食もあります。
okaは蕎麦好きなので蕎麦めぐりも良いのですが、
パンも好きなんですよね。
美味しそうなパン屋さんがあるとつい寄ってしまいます。
気の向くまま、時間にとらわれないで旅していると
食事時を逃してしまうこともしばしば。
そんなときにもパンを買い込んでおくと小腹を満たしてくれます。
山登りなどの早朝出発のときの朝食にもなるし。

今秋、苗場山登頂を目的に新潟・上越周辺を旅していたときのこと。
長野道・豊田飯山ICを下りてすぐ、気になるパン屋さんがありました。
お山のぱん屋「とぅりまかし」というそうです。

翌日、高田の朝市で出店されていた「トダラバパン」。

もちろん両方で買い込んでしまったのですが、
どちらもちょっと妙な語感ですよね?気になって
きっと語源が書いてあるであろう両方のチラシを見てびっくりひらめき

「とぅりまかし」はインドネシア語で「ありがとう」
「トダラバ」はヘブライ語でこちらも「ありがとう」
という意味だそうです!

偶然とはいえ、なんだかほっこりしてしまいましたかわいい

もう何度も寄っている南魚沼・五日町の「ルージュブラン」も然り、
新潟エリアはレベル高し!なのかな?



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誰が言い始めたか、石の巻きでロックンロール…。

あと思い出すのは岐阜・美濃の「Mam’s」。
ここも美味しかったなぁ。

どの店もまた近く行ったら寄りたいですねー。



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2012年11月29日

「萩の月」の思い出

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先日、大黒様のネタのときに登場した上司のことで
もうひとつ思い出してしまいました。

そのときは郡山から朝の定時連絡をしたときでした。

課長:「郡山の駅ビルにうちの商品並んでるからちょっとMRしてこいよ」  
   
 (MR…マーケットリサーチ、市場調査ですね) 

oka:「は、はい!?」         

(あまりに唐突だったので何だろうと思ったけれど、とにかく上司の指示)  

課長:「それとそこに萩の月売ってるから
    買ってきてくれないか?10個入りな!」                           

(そっちが目的かい!しかもサイズも指定かいあせあせ(飛び散る汗)

萩の月は言わずと知れた仙台銘菓。
郡山に売ってるんかいな?と思いつつもこれも上司の指示。
MRもそこそこに売り場を探しました。

帰社後、品物を渡すと「おお、悪かったな」と笑顔。
もちろんMRの報告などどうでもよかったのは言うまでもありません。

と言いつつ僕もつい買ってしまいましたが。

この上司は厳しい面もあったけれど、遊び心も満載で
とにかく懐の広い人でした。
仕事もこれぐらい遊び心を持っていいんだなと思ったし、
その遊び心が話のネタになったり、意外と仕事のヒントに
なったりするんですよね。

福島をあちこちまわってると、この当時のことを
ふと思い出したりします。

郡山駅前もずいぶん変わったようですね。
写真は今年春の「紅枝垂地蔵ザクラ」。
(郡山の写真がこれくらいしかなかったので)

もう今は中通り地区も雪がちらついてるようです…雪



福島県郡山市:
ラベル:萩の月
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2012年11月27日

大黒様の思い出

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いわきにはかつて大黒屋という老舗の百貨店がありました。
そこには驚異の高額当選率を誇る宝くじ売り場があったんですね。
久しぶりに駅前を歩いていたらこんなことを思い出しました。

僕が20代の頃勤めた会社では、毎月のように福島県内に出張に来ていて
このいわきにもよく来ていました。
そしてサマージャンボや年末ジャンボなどの時期になると
いつも上司、先輩からこの売り場で買うよう頼まれてました。

しかしあるときは出発前にバタバタしてたこともあって
皆忘れてたんですね。
今回は頼まれなかったな〜なんて思いながら
水戸方面から北上していた夕方、
当時普及し始めた携帯電話が鳴りました。

課長:「ご苦労さん、今日はいわきだったな」  (おっ、きたきた)

oka:「はい」

課長:「どうだ天気は?」           (とりあえず天気ネタですか)

oka:「あー今日はずっと雨ですね」

課長:「ホテルはどこだ?」

oka:「いつものサンルートです」     (大黒屋に近かったのですが
                         今は閉館)  

課長:「そうか、雨の中悪いけどちょっと
    書類を買ってきてくれないか」     (ぷっ、書類ってあせあせ(飛び散る汗)

oka:「わかりました、連番の書類ですね」

すると電話の向こうから「オレもー、連番10枚ー!」などと
先輩たちの声が…!
 
そんな人たちにつられて僕も買っていたのですが、
3,000円当たったんですよ、しかも2回連続で…!


こんなエピソードはともかくとして
当時このいわきをはじめ福島にはかなり頻繁に来ていたのですが、
社会人なりたてのこの若造にも温かく、
ホントに皆さんによくしていただいたんですね。
そんな恩義が僕の心の中にはずっとあるんです。

だから今でも福島に対して特別な愛情がある理由のひとつなんですよね。

大黒屋はその後、郊外の大型量販店進出の煽りを受けたこともあり
2001年にちょうど創業100年で歴史を閉じました。
大黒様の宝くじ売り場は現在、近くのワシントンホテルへ移動しています。
(写真上)
ちょうど今は年末ジャンボを求めてまた行列ができてるでしょうね。


つい先日もぼけっとこの町を歩いてたら、
下校途中の子供から「さよーならー!」なんて
邪気の無い顔で言われてしまいました。
そんな町なんですよ。
だから好きなんです。




福島県いわき市:   <'12 NOV>
ラベル:大黒屋
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2012年11月01日

原爆ドーム・平和記念公園

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翌朝、あらためて原爆ドームを見ました。

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裏側から見ると、より荒々しく感じます。

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昨夜のおじさんによると、かつてはもっと鉄筋などが
垂れ下がっていたそうです。

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相生橋を渡って平和記念公園へ。
このT字形の橋が投下の目標とされたことも知りました。

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資料館はじっくりと見学しました。

修学旅行で来たという人もいるかもしれないけど、
自分の年齢や時勢によって感じ方も違うはず。
僕にとってそれが今だったということです。

昨年の震災以降、福島のことが常に頭にあって
自分の意識の持ち方とか、広島で何か感じたかったんですね。
世界でも類をみない被爆都市の復興から
何か学べることがあるんじゃないかと思って。

いつの時代も被爆(被曝)って嫌な言葉ですね。

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毎年8月6日に行われる平和記念式典は
来年からちょっと違った意識で見るんだろうな。

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人間は過ちを犯してしまうものだけど
経験や知識で回避できる過ちもあるはず。

そうでないと亡くなった方に申し訳ないよね。

原爆投下の日の説明書きにあった英文、
The sky was blue...
という言葉がずっと心に残っています。





広島県広島市:   <'12 OCT>
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2012年08月09日

宿題

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野馬追の余韻の中、海岸の方へ車を走らせてみました。

今も瓦礫は山となり、大破した車は整然と並べられています。

今も福島の新聞は震災関連の記事が大半を占めています。

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憎いのは自然の神か、電力会社か、
あまりにトンチキなこの国の政府か。

いや憎んでいても前には進まない。

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南相馬から東京方面へ帰るには、
本来ならばそのまま南下し、いわき経由の常磐道で。

しかし今は魔物のせいで近寄れないため
中通り(東北道)へ戻らねばなりません。

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12号線で飯舘村を通過。
民家も商店もまったく人の気配がない。
田畑も荒れ放題。
スマホの放射線測定もやはりそれなりに高い数値が出ています。

原発事故とはこういうことなのか。
こんなことがあっていいのか…。

胸が詰まる思いでした。

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常磐線・いわき太田駅近く。

錆びたレールはもう見たくない。

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福島を訪れるたび、
大きな宿題をもらって帰るような気がします。
それも夏休みの宿題のように
やっつけで片付くようなものでなく、
これからもずっと考えていかなければならないこと。

何度でも言おう。
大震災から何を学んだのか。
原発事故から何を学んだのか。
我々日本人は問われています。




福島県南相馬市:   <'12 JUL>
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2012年08月01日

只見にて #2

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前項にて只見線が昨年7月の豪雨で
いまだ不通になっていることを記しました。
先日また只見方面を訪れる機会があったので、
注意して見ることにしました。

そして驚愕の光景を次々と目の当たりに…。

写真(上) 鉄橋の右側が完全に崩落しています。

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こちらは本名ダムの上から。

左側の残った線路がわかるでしょうか。

ダムの調整で何とかならなかったのかとも思いましたが、
これも想定以上の水量だったのでしょう。

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西部橋。

ただみブナと川のミュージアムにて
新聞記事が掲示してあったのですが、
この対岸に住んでいたおばあさんが、この橋の際まで
水位が上がってきているのを見て、慌てて避難したそうです。

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7月29日で豪雨災害から1年になるそうです。
冬は豪雪になるにしても、いまだ復旧の目途がたたないようです。

正直、ここまでの状況とは知りませんでした。
周辺にお住まいの皆さんはとても怖かったことでしょう。

自然災害の恐ろしさ、なかなか復旧が進まない現状、
震災、原発事故の陰で知らなかったこと。

まだまだ考えさせられることも多いです。



福島県大沼郡金山町:   <'12 JUL>
ラベル:只見線
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2012年07月12日

只見にて

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蒲生岳の駐車場から登山口へ向かう途中、
JR只見線のこのかわいい会津蒲生駅横の
踏み切りを渡るときに…

あれっ、レールが錆びてる…?

津波の被害を受けた駅も見ていたからか、
敏感に気付いてしまいました。

ちょうど畑仕事のおばあちゃんがいらしたので
挨拶がてら訊いてみると、昨年7月の集中豪雨で只見川が氾濫し
鉄橋が損傷したりで今も不通になっているとのこと。
(会津川口〜大白川駅間)

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当時もちろん報道されていたし、このブログでも
ちょっと記事にしました。
しかし1年近く経ってもいまだ不通になっているとは…。

正直、自分の中では風化してしまっていました。

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おばあちゃんが言っていたように、川沿いの田畑も
駄目になってしまった様子が上から見るとわかります。

上の看板にあるように小蒲生登山道から下山する予定でしたが…。

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昨今はネットやスマホから膨大な情報を得られるけれど、
肝心なことは情けないほど知らないんだよな。
頂上のノートに記したように、福島は震災だけではないんだな。

そんなことを下山後、プラットホームに座って考えていました。

只見の長閑な雰囲気、
おばあちゃんの会津訛り、
湧き水の冷たささえもリアルに感じることが大事。
送られる情報に依存しすぎず、
他人の価値観に左右されず、
うまくバランスを取っていこうとも思いました。

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ちょっとだけカチンコスタンドバイミーしたくなりました。
鉄橋で汽車が来てしまうシーンがありましたね…。



福島県只見町:   <'12 JUL>
posted by oka at 22:37| Comment(0) | 旅人が想うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月16日

原発とは

長浜〜丹後 05 046.jpg

福井・大飯原発が再稼動の方向で動いています。

いろんな人がいて
いろんな立場の人がいて
いろんな意見があります。
そして福島の事故まではこういったことに
あまりに無知だったことは認めざるをえませんが、

例えば、国の方針として
「数年後の脱原発を目標とした上で、
その過程においてどうしても不足する部分は
夏場など一定期間、最低限の規模で稼動する」
と、明確にされているのであれば僕は理解します。

しかしすべてが曖昧で何を信じていいのかわかりません。
稼動させなくとも電力は足りているという専門家?もいます。

何をもって安全なのか?
活断層があるといわれています。
天災でなくとも人為的ミスは?
テロの懸念だってあるかもしれない。
これ以上取り返しのつかないことになっても良いのかと。

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不足するといわれている15%は妥当な数値なのか?
経済活動の停滞、雇用の問題を挙げる人もいます。
それも一応は理解できる。
僕の仕事は製造業に関わっているので
計画停電でさえ生産活動が大混乱になるのも去年経験した。
電力だけが原因ではないけれど、仕事がどんどん海外へ流出し
大規模なリストラをした工場も目の当たりにしている。
また、稼動することで地元では雇用や
何かの恩恵を受けることもあるのでしょう。

しかしまた重大な事故が起きてしまった場合と
天秤にかけるのはあまりにも事の重大さが違うのではないか?

先日の野田首相による国民に向けての会見の内容では
到底理解できません。
それに腹立たしかったのは福島の事故が過去のことのような
ニュアンスに聞こえたこと。

冗談じゃねぇ。

とにかく、再稼動を勧める人はもう一度福島の現実を
よく見てからにしてほしい。それでも良いのかと。

写真(上)   福井・水晶浜から美浜原発
写真(中)   静岡・御前崎から浜岡原発


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こちらは昨年6月の福島・猪苗代でのイベントにて

この時このスキーリゾートのホテルには双葉町などから
数百人の避難者がいたそうです。
そしてこの目の前にいた若い夫婦も胸にプレートをつけていたので
避難されていたと思われますが、ママに無邪気に甘えている女の子は
なぜここに来ているのか、なぜ家に帰れないのか、理解していたとは思えません。
そんな現実のごくごく一部を見ただけでも心が痛みます。
それに子供が自由に外で遊べないって普通におかしいでしょ。

大震災から何を学んだのか?
原発事故から何を学んだのか?
日本人は問われていると思います。

なし崩し的に進む原発の問題に限らず、
この国がなにかとんでもなく間違った方向に向かっているような気がして、
このところ心がざわざわしているのは
僕だけですかね?
考えすぎですかね?




posted by oka at 01:33| Comment(0) | 旅人が想うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月02日

新潟・長岡

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前項の映画を観てから
この長岡という町の印象が全く変わりました。
今回訪れてすぐ、駅前の長岡戦災資料館へ行きました。

上の長生橋も独特な形状から
以前通ったことを覚えていたのですが、
空襲時には逃げ惑う人々の中、焼夷弾の雨だったそうです。


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平潟神社には大きな防空壕があり
空襲の夜は多くの市民が逃げ込んだにもかかわらず
ここでも多くの人が亡くなったそうです。

長岡では昭和20年8月1日夜10時30分、
B29爆撃機125機が2時間近く焼夷弾空襲を行い
1480人が犠牲となりました。

なぜ新潟市より先に長岡市が空襲されたのか?
新潟市が原爆投下予定地だった為だそうです。


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模擬原子爆弾という言葉すら知りませんでした。
信濃川近くに投下地点跡地があります。
模擬とはいえ火薬が詰められており、4人死亡5人が重軽傷。

市内北部の工業地帯との誤爆とのことですが、
このあと長崎に投下されたものと同型、
全国各地に49発も投下されていたそうです。

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写真クリックグッド(上向き矢印)

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沖縄のひめゆり平和祈念資料館を
訪れたときにも思いましたが、
そんなに昔のことではないんですよね。

平和とか人間の愚かさとか
考えずにはいられませんでした…。

心に沁みるキレイな夕焼けですねぇ…。





新潟県長岡市:   <'12 MAY>
posted by oka at 20:52| Comment(0) | 旅人が想うこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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